今回は、学部在籍時に交換留学をした大学院生に、海外生活で得た貴重な経験や研究・サークル活動等についてお聞きしました。

大学院博士前期課程 工学専攻 データサイエンスプログラム1年
A.T さん
大学院2026年入学(学部2022年入学)/比叡山高等学校[滋賀県]卒
北見工業大学を選んだ理由を教えてください。
地元から離れた工学部に進学して、
自活する環境に身を置きたかったから。
進学先として、工学分野を学べる大学を検討していました。
また、地元から離れた場所で自立した生活を送ってみたいという思いもあり、自分の学力にも合っていたことから、北見工業大学を選びました。
今の学科・コース(専攻)を選んだ理由を教えてください。
SEになる夢を叶えるために
迷わず情報系分野へ。
将来はシステムエンジニアとして働きたいと考えていたため、学部ではプログラミングや情報技術を専門的に学べる情報デザイン・コミュニケーション工学コース(先進工学科では2年次の情報エレクトロニクス分野に該当)を選択し、大学院に進学してデータサイエンスプログラムを専攻しました。
入学前のイメージと、入学してからの北見工業大学の印象をそれぞれ教えてください。
思っていたより国際色豊かで
留学生との交流機会も多い。
入学前から留学を志していましたが、地方の大学だと外国語や国際交流に触れる機会が少ないのではないかと少し不安でした。
しかし、実際には外国人留学生が多く在学していて、留学生との交流イベントや海外留学制度も充実しており、思ったよりも国際色豊かな大学だと感じています。

直近一週間のおおよそのスケジュールを教えてください。
大学院生の学生生活は
研究活動がメインの日々。
大学院では、学部4年次の研究を基盤に、大学院生活2年間で得た成果を「修士論文」にまとめます。
修士1年の今は、平日に授業・研究を行い、週末にはアルバイトをしたり、友人との時間を大切に過ごしています。

ご自身の取り組んでいる研究について簡単に教えてください。
“数値天文学”を軸に
宇宙の未来を科学する研究。
宇宙天文科学グループに所属する某研究室に所属し、既存の望遠鏡に搭載可能な観測装置の設計・開発に取り組んでいます。
研究の一環で、銀河の森天文台(陸別町)の大型望遠鏡「りくり」を視察したり、工学だけでなく天文学の知識も学びながら、日々楽しく研究を進めています。
宇宙に興味がある方は、今年新設された情報工学・宇宙理学ユニットをぜひ選択してください。

所属サークル等での課外活動について教えてください。
留学生と気軽に交流できる場として
サークル立ち上げに貢献。
国際交流サークル「KIT GLOBAL LAB」の設立に立ち上げから関わり、現在は副部長を務めています。
外国人留学生と日本人学生が交流できる場をつくるため、さまざまなイベントの企画・運営に携わっています。
2024年の大学祭では、レモネードスタンドの模擬店を出店し、小児・AYA世代のがん支援に活用してもらうため、売上をレモネードスタンド協会に寄付しました。


大学生活の中で思い出に残っているエピソードがあれば教えてください。
ドイツへの交換留学は
学生時代ならではの貴重な経験。
学部 4 年次に約半年間、北見工大の協定校であるドイツのアシャフェンブルク応用工科大学へ交換留学しました。
語学研修への参加や国際交流サークルの立ち上げを通して留学への憧れがさらに高まり、もともとドイツの文化や歴史に興味があったことや、自動車産業をはじめとする高度なテクノロジ一分野が発展している点に魅力を感じ、留学先としてドイツを選びました。
また、英語をツールとして使い、専門的な知識を学びたいと考えたことも大きな理由です。
歴史的な建物や美しい公園があり、とても魅力的なアシャフェンブルクの街で生活しながら、世界各国の学生と交流し、ヨーロッパ各地を訪れるなど、学生時代ならではの貴重な経験ができました。


海外留学について、具体的にどんな経験をされたか教えてください。
世界で活躍する人材になりたいという
思いを再認識するきっかけに。
日本とは異なる授業スタイルで、英語を使いながら工学を学びました。特に、多国籍な学生と主体的に学ぶ授業が多くあり、データ分析に特化したプログラミング言語の「R言語」について重点的に学んだ経験を通して、将来的に世界で活躍するエンジニアになりたいという思いがより強くなりました。
留学中には、「留学便り from Germany」と題して現地からオンライン報告会を行いました。日本とは7時間の時差があって、日本より物価は高いですが、ビール大国なのでビールの値段は安かったことなどを伝えました。
ドイツで最も印象に残っている場所としては、授業の一環として訪れた欧州宇宙運用センターがあります。実際の宇宙機運用の現場を間近で見学し、宇宙科学や宇宙開発が国際的な協力体制のもとで進められていることを強く実感しました。


女子学生の目線から見て、北見工業大学はどのような大学だと思いますか?
様々な垣根を越えて
仲良くなれるのがメリット。
総合大学のように女子学生の割合は多くありませんが、だからこそ学年や分野、時には国境の垣根も越えて交流しやすい環境で、メリットでもあると思います。
友人と支え合いながら、充実した学生生活を送ることができています。

就職活動の経験について教えてください。
インターンシップの準備は
自身を客観的に見つめるきっかけに。
夏休み中のサマーインターンにエントリーするため、春頃から情報収集を行い就活を進めてきました。
エントリーシートや面接対策をしていく中で、システムエンジニアとして活躍する自分の姿を想像することで、改めて自分自身を見つめ直す良い機会になリました。
最後に、北見工業大学への進学を考えている高校生へ、先輩としてのアドバイスやメッセージをお願いします。
私も道外出身で、入学前は北見に縁がありませんでした。
しかし、多くの道外出身者や留学生、一人暮らしの学生がおり、互いに支え合いながら楽しく生活しています。ぜひ北見工業大学で充実した学生生活を送ってください。